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石川県加賀市の山中温泉は、大聖寺川の渓谷に沿って旅館や温泉街が広がる、開湯1300年の歴史を持つ温泉地です。松尾芭蕉にも愛された名湯として知られ、温泉と渓谷の景色を一緒に楽しめます。
代表的な見どころは、総ひのき造りの「こおろぎ橋」、個性的な形の「あやとりはし」、大聖寺川沿いに続く「鶴仙渓」です。温泉街の「ゆげ街道」には、山中漆器や九谷焼の店、甘味処などが並び、短い散策でも山中温泉らしい風情を感じられます。
山中温泉には、貸切風呂や無料のおもてなしを楽しめる宿、こおろぎ橋と鶴仙渓を間近に望む宿、料理と静かな滞在を大切にした上質な宿があります。温泉、客室、食事、渓谷への近さなど、夫婦が旅で大切にしたいことに合わせて選べます。
今回は、温泉、食事、ベッドのある客室、館内の過ごしやすさ、JR加賀温泉駅からの移動方法を確認し、特徴の異なる3軒を選びました。足腰や入浴時の移動が気になる方が、予約前に確認したい点もあわせて紹介します。
山中温泉を楽しむときのポイント
鶴仙渓には、こおろぎ橋から黒谷橋まで約1.3キロの遊歩道があります。新緑や紅葉を眺められる魅力的な道ですが、階段や起伏のある場所もあるため、すべてを歩かず、こおろぎ橋やあやとりはしなど見たい場所を一つ選ぶ方法もあります。
春から秋には鶴仙渓の川床が設けられ、川の音を聞きながら甘味を楽しめます。雨天や増水などで休みになることがあるため、利用したい場合は当日の営業状況を確認してください。
共同浴場「菊の湯」や、山中漆器の店が並ぶゆげ街道は温泉街の中心にあります。長く歩くのが負担な方は、宿の送迎やタクシーを使い、朝夕の涼しい時間に短く散策すると無理をせず楽しめます。
山中温泉 吉祥やまなか
「山中温泉 吉祥やまなか」は、大聖寺川の渓流を望み、温泉、食事、館内のおもてなしを楽しめる宿です。観光をたくさん詰め込まず、宿の中で夫婦ゆっくり過ごしたい方に向いています。
館内には大浴場と露天風呂のほか、趣の異なる3種類の貸切温泉があります。貸切風呂は利用条件が宿泊プランによって異なるため、夫婦で利用したい場合は料金と予約方法を確認してください。姉妹宿「かがり吉祥亭」への湯めぐりも案内されています。
客室は和室、洋室、展望風呂付き客室など10タイプがあります。布団からの立ち上がりが気になる方は、ツインベッドを備えた洋室や和洋室を選びましょう。高座椅子や数種類の枕など、貸し出し品も用意されています。
夕食は、加賀会席、鉄板会席、特別会席など、部屋やプランによって食事処と内容が異なります。好みの料理だけでなく、食事会場までの移動や椅子席の希望も、予約前に確認しておくと安心です。
焼きたての加賀パンケーキ、ロビーのドリンク、毎夜の「山中節の夕べ」など、館内で楽しめる無料のおもてなしがあります。実施時間や内容は季節やプランで変わる場合があるため、到着時に確認しましょう。
JR加賀温泉駅から予約制の無料送迎バスで約25分です。小松空港からの送迎もありますが、予約期限が異なります。車の場合は無料駐車場があり、正面玄関で係の方に案内してもらえます。
こんなご夫婦におすすめ
・貸切温泉や館内のおもてなしを楽しみたい
・ツインベッドのある客室を選びたい
・外出を控え、宿の中でゆっくり過ごしたい
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山中温泉 吉祥やまなか
楽天トラベル評価:4.73(1,600件)
最安料金の目安:10,800円~
所在地:石川県 加賀市山中温泉東町1-ホ14-3
アクセス:加賀温泉駅・小松空港から無料送迎あり(要予約/定時便)【車】加賀ICより14分。金沢・福井へは車で1時間
山中温泉 かがり吉祥亭
「山中温泉 かがり吉祥亭」は、鶴仙渓とこおろぎ橋の近くに建つ温泉宿です。客室や露天風呂から渓流の景色を眺め、山中温泉らしい自然を身近に感じたい夫婦に向いています。
大浴場と露天風呂は渓流沿いにあり、川のせせらぎと四季の景色を楽しめます。女性用露天風呂には深さ約1メートルの立ち湯がありますが、足元や立ち上がりが気になる方は無理に利用せず、内湯や通常の露天風呂を選びましょう。有料の貸切風呂も2種類あります。
客室は和室のほか、シモンズ社製のツインベッドを備えた和洋室「虹」や、天然温泉の内湯とベッドを備えた特別和洋室「星」などがあります。渓谷側の景色や浴室までの移動を重視する場合は、予約時に部屋の特徴を確認してください。
夕食は、日本海の海の幸や加賀野菜を取り入れた会席料理が中心です。プランによっては天ぷらを出来たてで味わえる食事や、飲み物を楽しめるサービスもあります。食事内容と会場は客室やプランにより異なります。
こおろぎ橋が近いため、長い遊歩道を歩かなくても山中温泉を代表する景色を楽しみやすい立地です。ただし渓谷周辺には階段や起伏があるため、足元に不安がある方は宿で歩きやすい経路を確認しましょう。
JR加賀温泉駅から予約制の無料送迎バスで約30分です。駅からの便は宿泊日前日まで、小松空港からの便は宿泊日の3日前までの予約が案内されています。車の場合は加賀ICから約25分で、無料駐車場があります。
こんなご夫婦におすすめ
・鶴仙渓とこおろぎ橋の景色を近くで楽しみたい
・ツインベッドのある和洋室を選びたい
・渓流を眺める露天風呂に入りたい
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山中温泉 かがり吉祥亭
楽天トラベル評価:4.64(1,818件)
最安料金の目安:9,900円~
所在地:石川県 加賀市山中温泉こおろぎ町ニ1-1
アクセス:加賀温泉駅・小松空港から無料送迎あり(要予約/定時便)【車】加賀ICより16分。金沢・福井へは車で1時間
山中温泉 花紫
「山中温泉 花紫」は、鶴仙渓に面して建つ、料理と静かな滞在を大切にした温泉宿です。夫婦の記念日など、いつもより上質な時間をゆっくり過ごしたい方の候補になります。
温泉は、最上階の露天風呂と、鶴仙渓に近い大浴場の2つの湯処があります。高い場所から山並みを眺める温泉と、渓谷の自然を身近に感じる温泉という、異なる景色を楽しめます。移動や浴槽の手すりが気になる場合は、予約前に確認してください。
すべての客室から鶴仙渓を望め、基本和室のほか、ベッド付き和室、温泉やサウナを備えたスイートがあります。段差や移動に配慮したユニバーサルスイートも用意されているため、必要な設備とベッドの配置を宿へ相談しましょう。
夕食は、季節の食材を使い、毎月献立が変わる「おまかせ懐石」が中心です。日本海の魚、能登牛、石川県産米などを取り入れ、器や盛り付けも含めて楽しめる内容です。食物アレルギーは宿泊日の3日前までの申し出が案内されています。
館内には、地元の工芸やアートを楽しめる空間、茶房、ライブラリーなどがあります。観光へ出かけず、温泉、食事、館内の作品を夫婦で眺めながら静かに過ごす旅にも向いています。
JR加賀温泉駅との間で、正午から18時まで無料送迎を受け付けています。前日までの予約が必要です。チェックアウトは11時なので、朝食後も慌てずに支度しやすい宿です。
こんなご夫婦におすすめ
・鶴仙渓を望む静かな客室で過ごしたい
・季節のおまかせ懐石をゆっくり味わいたい
・記念日に上質な温泉旅行を楽しみたい
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山中温泉 花紫
楽天トラベル評価:5.00(408件)
所在地:石川県 加賀市山中温泉東町1-ホ17-1
アクセス:◆JR加賀温泉駅より送迎車にて約15分(要予約)◆北陸自動車道-加賀IC、片山津ICより約20分◆小松空港より約25分
山中温泉へのアクセス
東京方面からは、北陸新幹線でJR加賀温泉駅まで約2時間45分から3時間15分が目安です。加賀温泉駅から山中温泉までは、宿の送迎バスやタクシーで約25~30分です。
大阪方面からは、特急サンダーバードと北陸新幹線を敦賀駅で乗り継ぎ、加賀温泉駅まで約2時間20分から2時間30分です。名古屋方面からも、特急しらさぎと北陸新幹線を乗り継いで向かいます。
今回紹介した3軒には加賀温泉駅からの無料送迎がありますが、定時便、予約期限、乗り場がそれぞれ異なります。列車を決めたら宿へ予約し、駅で迷わないよう乗り場も確認してください。
車の場合は、北陸自動車道の加賀ICから山中温泉まで約20~25分です。冬は積雪や路面凍結が考えられるため、冬用タイヤと道路状況を確認し、明るい時間に到着できる計画を立てましょう。
まとめ
山中温泉は、歴史ある温泉、鶴仙渓の自然、こおろぎ橋やゆげ街道の風情を夫婦で楽しめる温泉地です。遊歩道をすべて歩かなくても、橋や渓流を一か所眺め、あとは宿で温泉と食事を楽しめば、無理のない旅になります。
吉祥やまなかは、貸切温泉や無料のおもてなしを楽しみ、宿の中で充実した時間を過ごしたい夫婦に向いています。ツインベッドのある客室や複数の食事スタイルも選べます。
かがり吉祥亭は、鶴仙渓とこおろぎ橋の近くに泊まり、渓流の景色を身近に感じたい夫婦の候補です。立ち湯は深さがあるため、足元に不安がある方は通常の浴槽を利用しましょう。
花紫は、鶴仙渓を望む静かな客室と、季節のおまかせ懐石を楽しみたい夫婦に向いています。ベッド付き和室やユニバーサルスイートについて、希望する設備を予約前に相談できます。
どの宿を選ぶ場合も、ベッドの有無、客室から大浴場や食事会場までの距離、浴槽の手すり、加賀温泉駅からの送迎時刻を確認してください。希望を先に伝えておくことで、現地では夫婦のペースで過ごしやすくなります。
ジュンじいの旅さがしメモ
山中温泉の写真を見ると、川の音を聞きながら温泉に入るだけでも、いつもの疲れが少し軽くなりそうです。女房とこおろぎ橋を渡り、写真を一枚撮ったら、それだけでも十分に旅の思い出になります。
鶴仙渓の遊歩道は約1.3キロ。若いころなら全部歩こうとしたでしょうが、今は川床まで行って甘いものを食べ、来た道を戻るくらいがちょうどよさそうです。無理をしないことも、シニア旅の大切な予定です。
夕食には日本海の魚と加賀の料理。食後は遠くへ出かけず、渓流を眺めながらもう一度温泉に入る。観光地の数よりも、夫婦で「いい宿だったね」と話せる時間を残したいものです。
帰りは宿の送迎で加賀温泉駅へ。自分で運転しない旅なら、夕食で地酒も少し楽しめます。女房に飲みすぎを注意されない程度にしておきましょう。
さて、次はどこを旅さがししようかな。





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