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神奈川県の西端にある湯河原温泉は、山あいを流れる藤木川沿いに旅館が並ぶ、落ち着いた雰囲気の温泉地です。東京方面から電車で訪れやすく、移動に長い時間をかけずに温泉旅行を楽しみたい夫婦にも選びやすい場所です。
温泉街には、木々と川の音を感じながら歩ける万葉公園や、湯河原の歴史を感じる散策スポットがあります。にぎやかな観光地を次々に回るより、短い散策と宿での湯浴みを組み合わせ、ゆっくり過ごす旅がよく似合います。
宿は、部屋食で落ち着いて会席料理を味わえる旅館、山並みを望む露天風呂が自慢の老舗宿、全客室に露天風呂を備えた小さな宿など、それぞれに個性があります。外出を少なめにしても、温泉と食事を中心に充実した時間を過ごせます。
今回は、温泉、食事、客室、館内の移動、湯河原駅からの交通手段を確認し、特徴の異なる3軒を選びました。足腰が気になる方が、予約前に確認しておきたい点もあわせて紹介します。
湯河原温泉で宿を選ぶときのポイント
湯河原温泉は、湯河原駅周辺から温泉場、さらに奥湯河原へと細長く続いています。宿によって駅からの距離が大きく異なるため、徒歩だけで考えず、路線バス、タクシー、宿の送迎を利用すると移動が楽になります。
川沿いや万葉公園周辺は散策を楽しめますが、奥へ進むほど坂道や曲がり道が増えます。宿の入口にも坂や階段がある場合があるため、歩く距離を短くしたい方は、最寄りのバス停から玄関までの道も確認しておきましょう。
昔ながらの旅館では、客室棟を結ぶ通路や浴場までの途中に段差が残ることがあります。ベッドのある部屋、食事場所、大浴場までの経路を予約時に伝えて確認すると、自分たちに合う宿を選びやすくなります。
湯河原温泉 おんやど恵
「湯河原温泉 おんやど恵」は、湯河原駅から路線バスで約7分、タクシーなら約5分の場所にある温泉旅館です。駅から奥湯河原まで長く続く温泉街の中では比較的移動しやすく、部屋でくつろぐ時間を大切にしたい夫婦の候補になります。
男女それぞれの大浴場に内湯、露天風呂、サウナがあり、夫婦で利用できる貸切風呂も用意されています。露天風呂付きの和洋室や源泉かけ流しの内湯を備えた和洋室もあるため、大浴場まで何度も移動せず温泉を楽しみたい方は、客室設備を確認して選べます。
本館の標準和室はゆったりした広さがあり、段差を少なくした造りと案内されています。2023年に改装されたベッド付き和洋室もありますので、布団からの立ち上がりが気になる場合は、ベッドのある部屋を指定できるプランが向いています。
夕食は、魚介や肉、季節の食材を少しずつ盛り込んだ会席料理が中心です。夕食と朝食を部屋で味わえるプランもあり、食事会場への移動や周囲を気にせず、夫婦のペースで食事を楽しみたい方に選びやすいでしょう。
湯河原駅からは路線バスかタクシーを利用し、車の場合は無料駐車場があります。部屋食の有無や朝食場所はプランによって異なるため、ベッドの希望、貸切風呂の利用方法と一緒に予約前に確認してください。
こんなご夫婦におすすめ
・駅からの移動時間を短くし、宿でゆっくり過ごしたい
・ベッドのある和洋室や客室風呂を選びたい
・周囲を気にせず部屋で会席料理を楽しみたい
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湯河原温泉 おんやど恵
楽天トラベル評価:4.21(531件)
最安料金の目安:11,550円~
所在地:神奈川県 足柄下郡湯河原町宮上361
アクセス:JR東海道線湯河原駅よりタクシーで5分、または路線バスで7分。西湘バイパス石橋インターから真鶴新道経由15km、約20分
山翠楼SANSUIROU
「山翠楼SANSUIROU」は、奥湯河原の渓谷に建つ昭和8年創業の料亭旅館です。箱根外輪山の景色と老舗旅館らしい落ち着きを楽しみながら、温泉と会席料理を中心に過ごしたい夫婦に向いています。
広い大浴場と露天風呂のほか、屋上には山並みを見渡す展望露天風呂「大空」があります。貸切風呂や露天風呂付き客室も用意されているため、眺めのよい風呂を楽しむか、夫婦だけで静かに入るか、好みに合わせて選べます。
客室は和室のほか、ベッド付き和洋室や露天風呂付き客室など種類が豊富です。ただし、館内は4棟に分かれ、棟を結ぶ連絡通路には段差や階段があります。屋上露天風呂へも約20段の階段があるため、足腰が気になる方は部屋の位置と浴場までの経路を宿へ相談しましょう。
食事は、自家製ゆばをはじめ季節の食材を取り入れた会席料理です。朝夕とも個室の食事処にあるテーブル席で味わえるため、椅子に座って落ち着いて食事をしたい夫婦にも利用しやすい形です。
湯河原駅から奥湯河原行きの路線バスに乗り、終点から徒歩約1分です。車の場合は無料駐車場があります。館内の移動に不安がある場合は、予約時にそのことを伝え、スタッフの案内や利用しやすい客室について確認しておくと安心です。
こんなご夫婦におすすめ
・奥湯河原の山並みを眺めながら温泉に入りたい
・ベッド付き客室と個室のテーブル席を選びたい
・老舗料亭旅館の会席料理をゆっくり味わいたい
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山翠楼SANSUIROU
楽天トラベル評価:4.28(522件)
最安料金の目安:23,485円~
所在地:神奈川県 足柄下郡湯河原町宮上673
アクセス:お車の場合、西湘BP石橋ICより真鶴道路経由約35分。電車の場合湯河原駅より奥湯河原行きバスで終点奥湯河原下車徒歩1分
湯河原温泉 懐石旅庵 阿しか里
「湯河原温泉 懐石旅庵 阿しか里」は、湯河原の山並みを望む高台に佇む全17室の小さな宿です。大型旅館のにぎわいから離れ、客室で温泉を楽しみながら、夫婦二人で静かに過ごしたい方の候補になります。
全客室に源泉かけ流しの露天風呂があり、好きな時間に湯河原の湯を楽しめます。館内には、箱根外輪山を望む浴場と坪庭を眺める浴場もあり、時間による男女入れ替えで二つの雰囲気を味わえます。
客室は和洋室が中心で、ベッドのある部屋を選べます。離れや客室タイプによって広さと館内の移動経路が異なるため、歩く距離を抑えたい場合は、食事処や大浴場に近い部屋について予約前に相談するとよいでしょう。
夕食は、相模湾の魚介や近隣の山の幸、旬の野菜を取り入れた懐石料理です。旅館の食事は量が多いと感じる方には、品数を抑えた少量懐石プランも用意されています。食事場所は客室タイプやプランにより、食事処または部屋食となります。
湯河原駅から予約制の無料送迎があり、タクシーでは約7分です。最寄りのバス停から宿までは急な坂があるため、路線バスより送迎やタクシーの利用が向いています。送迎を希望するときは、列車の時刻と一緒に宿へ事前連絡してください。
こんなご夫婦におすすめ
・客室の露天風呂で好きな時間に温泉を楽しみたい
・ベッド付きの和洋室で静かに過ごしたい
・量を抑えた懐石料理のプランも検討したい
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湯河原温泉 懐石旅庵 阿しか里
楽天トラベル評価:4.77(610件)
最安料金の目安:39,600円~
所在地:神奈川県 足柄下郡湯河原町宮上734
アクセス:JR湯河原駅よりご送迎承ります(要事前予約) / 西湘バイパス石橋I.Cより国道135線経由にて30分
湯河原温泉へのアクセス
東京方面から湯河原駅へは、特急踊り子を利用して約1時間15分が目安です。東海道新幹線で小田原駅まで行き、JR東海道本線に乗り換える方法なら、乗り継ぎ時間を含めても約1時間から1時間20分で到着できます。
おんやど恵へは、湯河原駅から路線バスで約7分、またはタクシーで約5分です。山翠楼へは奥湯河原行きバスで終点まで乗り、徒歩約1分。阿しか里は急な坂を避けるため、予約制送迎かタクシーを利用すると移動しやすくなります。
路線バスや宿の送迎時刻、予約方法は変更されることがあります。利用する列車が決まったら、宿の公式案内で最新情報を確認し、送迎が必要な場合は早めに予約しておきましょう。
車の場合は、小田原厚木道路の石橋ICから国道135号や真鶴道路を経由して向かいます。温泉街から奥湯河原へ進む道にはカーブや狭い場所もあるため、運転に不安がある方は駅まで電車を利用し、その先をバスやタクシーに任せる方法もあります。
まとめ
湯河原温泉は、首都圏から行きやすい場所にありながら、川音や山の緑を感じてのんびり過ごせる温泉地です。観光を詰め込まず、短い散策と宿の温泉、食事を楽しむ夫婦旅行によく合います。
おんやど恵は、湯河原駅からの移動時間を短くし、ベッドのある和洋室や部屋食を選びたい夫婦に向いています。客室風呂や貸切風呂を利用すれば、二人のペースで温泉を楽しめます。
山翠楼SANSUIROUは、奥湯河原の景色、展望露天風呂、老舗料亭旅館の会席料理を楽しみたい夫婦の候補です。館内に段差や階段があるため、歩く距離と利用したい浴場を考えて部屋を選びましょう。
阿しか里は、全客室の露天風呂と小規模な宿の静けさを重視する夫婦に向いています。少量懐石を選べることも、旅館の食事量が気になる方にはうれしい点です。
どの宿を選ぶ場合も、ベッドの有無、客室から浴場までの経路、食事場所、駅からの移動手段を予約前に確認してください。希望を先に伝えておくと、現地で慌てず夫婦のペースで過ごせます。
ジュンじいの旅さがしメモ
湯河原なら東京方面からの移動が短いので、女房に「温泉へ行こう」と声をかけやすそうです。遠くまで出かける大旅行もいいけれど、電車に乗っているだけで疲れてしまっては、温泉に来た意味がありませんからね。
万葉公園を少し歩き、疲れる前に宿へ戻ってひと風呂。夕食は急がず、季節の料理を少しずつ味わう。そんな予定なら、帰宅した翌日にぐったりすることも少なそうです。
私の場合、立派な旅の計画を作るほど、あれもこれもと欲張ってしまいます。女房から「今回は温泉に入るだけでいいんじゃない?」と言われるくらいが、ちょうどよいのかもしれません。
近くても、二人で普段と違う景色を眺めれば、それは十分に旅です。無理のない距離で何度でも出かけられる温泉地を見つけておくのも、これからの夫婦旅には大切だと思います。
さて、次はどこを旅さがししようかな。





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